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以下のメールが来ました。

突然のメール失礼致します。
最初に、これは営業や意見等、注文等のメールでは無い事をお詫び
させていただきます。
私は、現政府・与党に関してマスコミが一切報道しない問題点など
について、ボランティアで周知活動や、意見書送信をさせていただ
いている者です。
このアドレスは、本来このようなことをお知らせする場所では無い
事は、重々承知しているつもりです。
しかし、今回はどうしてもお伝えしたい事があり、かつ、叶うなら
ば皆様のお力をお借りしたく、メールを送信させていただいており
ます。
後にあるサイトへ誘導する内容もありますが、これらのサイトをご
訪問頂きましても、メールの送信者である私およびサイト自体に
も、一切の経済的利益はなく、皆様に何らかのご負担(閲覧料や会
員登録など)をお願いするようなことも断じてございません。

貴重な御時間を頂いてしまい恐縮ですが、最後までお付き合いいた
だけましたら幸いです。


さて、今回メールを送信させていただいた本題に入らせていただき
ます。
マスコミが執拗に隠蔽しているため、ほとんど知られていません
が、現在、宮崎県は口蹄疫という家畜性伝染病に苦しめられており
ます。

最初に、「口蹄疫」という病気について、説明させていただきま
す。
この「口蹄疫」と言う病気は、牛肉や豚肉を食べたり、牛乳を飲ん
だりしても人間が感染する事はありません。
しかし、畜産業に携わる方々が手塩にかけて守り。我が子のように
大切に育んでこられた畜産動物達に甚大な被害をもたらします。
なぜならば、この口蹄疫が確認された施設では、施設内の全ての家
畜が殺処分されるからです。

施設丸ごとの家畜の処分は、畜産業に携わる方々にとって致命的な
打撃であり、文字通り死活問題となります。
さらに、口蹄疫が確認された牧場では、5年間牧場経営が禁止され
てしまいます。
そして、宮崎県は農業生産額の60%が畜産が占めています。
この時点で、口蹄疫が宮崎県に与えるダメージの大きさが、想像い
ただけるかと思います。

また、宮崎牛はとても美味しいが故に、全国の酪農家が宮崎から子
牛を買って育てたり、宮崎の雄牛を派遣してもらい、種付けなどを
行って地元ブランドとして育てたりしています。
しかし、口蹄疫が発生すると、牛の移動が全面禁止されるため、子
牛や種を購入していた全国の農家は、牛を育てるコトさえできなく
なります。
このように、宮崎での口蹄疫発生は、その時点で全国の酪農家へも
大きな影響をもたらしてしまいます。

また、この口蹄疫と言う伝染病は、牛や豚のような家畜のみに感染
する病気ではありません。
偶蹄類(牛、水牛、山羊、羊、鹿、豚、猪、カモシカなど)やハリ
ネズミ、ゾウなどが感染するウイルス性の急性伝染病であり、人や
車に付着して長距離も移動することができます。
そして、一番の問題は家畜への被害ですが、その他にも、カモシカ
などの希少種への被害も懸念されます。
コレほど危険な病気であるからこそ、この口蹄疫が確認された国
は、肉等の輸出が全面禁止になります(日本でも、現在牛肉の輸出
が全面禁止になっています)。


この病気が国内に蔓延したら、人間には無害であっても。全国の畜
産業および、野生の動物たちは壊滅的な被害を受けることは想像に
容易い事です。
当然、私たちが日々美味しく安全に頂いている国産の牛や豚のお肉
や加工品。牛乳なども、その姿を消すか、値段が高騰するでしょ
う。


次に、過去に鳥インフルエンザや口蹄疫を経験している宮崎が、今
回コレほどの危機に陥った理由をお話しします。

この口蹄疫は、今年の4月20日に初めて確認されました。
宮崎県では、この伝染病の拡散を食い止めようと、消毒や封鎖など
懸命な努力が続けられましたが、政府からの指示も支援も無い状態
では、対処が後手後手に回ってしまい。結果、初期の封じ込めに失
敗してしまいました。
その後は、宮崎県からの要請で駆けつけた陸上自衛隊や自民党が、
宮崎県と協力して懸命に対処している状態です。


なお、この口蹄疫で何もしていない政府ですが。赤松農相として
は、
「対応を官僚に投げてしまうと“政治主導”でなく“官僚主導”に
なってしまうので、対応をさせない」のか、「口蹄疫の危険度と影
響度をご理解されていない」のかは判断しかねますが、現実問題と
して指示は出していないのです。
だから、農水省の方々も、動きたくても動けないのです。
また、一部では
「対処しようにも、事業仕分けで、災害時、畜産農家に融資を行う
中央畜産会や、災害時に使用する予備費を仕分けてしまったので、
対処する費用が無い」
との声もあるようです。

更に現場では、口蹄疫用の消毒薬が圧倒的に不足しています。
国からの支援(消毒薬)が届かないため、宮崎県は現地の組合が何
とか用意した消毒薬で対処をしていますが、組合がどれほど頑張ろ
うと、そのような特殊な消毒薬など、大量に準備できるはずがあり
ません。
その結果、現地ではお酢を薄めたり、専門家などのアドバイスを元
に手作りして消毒に当たっていると言います。
ここで皆様も「国が早く出せばいいのに」と思われるでしょう。
しかし。国にもストックはほとんど無いようです(現在輸入待
ち)。
今年に入って近隣諸国でも口蹄疫が連続して発生したため、買い占
めなどにより、全体的に不足しているようです。
(日本国内でも、全国への感染拡大を恐れ、各県がストックを持と
うとする動きもあるようです。ただ、買い占めを行っている国への
働きかけなどによる、消毒薬確保のための動きが、どれ程活発に行
われているかは不明です)


以上が、現在宮崎が置かれている状態です。
これ程の事態、これほどの伝染病であるのに。マスコミは全く報道
してくれません。
しかし、これは噂でもデマでも、ましてや政府・与党へのネガキャ
ンなどでもありません。
実際に農林水産省では、連日口蹄疫の情報があげられています。
(http://www.maff.go.jp/j/press /index.html)
宮崎県知事も日記などで非常事態を訴えておられます。
(http://ameblo.jp/higashi-blog/)
また、此方は宮崎県の方のブログです。かなり詳しく今回の件を記
載されています。(http://dic.nicovideo.jp/a/%E8 %B5%A4%E6%
9D%BE%E5%8F%A3%E8%B9%84%E7%96%AB)
此方のサイトでは、動画なども使ってこの問題を解説しておりま
す。(http://www35.atwiki.jp/kolia/pages /1196.html)


宮崎の方々は、想像を絶する苦しみの中に突き落とされてしまった
のです。
それも、あろう事か、国民を守ってくれる筈の日本政府によって。


ここからは皆様にお願いしたい事となります。
どうか、この口蹄疫問題を、一人でも多くの方にお伝え願えないで
しょうか?
(ただし、人体には影響が無いなど、現地の風評被害へのご配慮を
いただければ幸いです)

今後マスコミがこの問題を取り上げたとしても、半月以上、宮崎を
見捨てるように無視し続けた。この不条理な事実をご記憶願いたい
のです。
場合によっては、マスコミは「政府は精一杯やっていた」「宮崎県
の対応が拙かった」などと言い始める可能性があります。
しかし、現実は「政府は何もしなった」「宮崎県は県も酪農家達
も、皆必死に対応した」と言うことをご記憶いただけますよう、切
にお願い申し上げます。

突然にも不躾なお願いとなり、誠に恐縮ではございますが。ご一考
いただけますよう、宜しくお願いいたします。
末筆ながら、御社ならびにご関係者の皆様のますますのご活躍とご
発展を心よりお祈り申し上げます。
最後までお付き合い、誠にありがとうございました。

みなさんはどう思われますか?

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